英語の歌で笑いながら英語力向上
発音リズムから表現、語彙まで、楽しみながら鍛える
英語のマスターを目指すなら、英語を感情のレベルまで自分に浸透させる必要がある。エンターテインメントを通じてそういった感覚を手軽に学べる時代になったが、感情表現のうち「笑い」を取り上げるのが楽しいし、一番取り組み安いだろう。中でも音楽は、外出中でも、ちょっとした細切れの時間を利用して楽しめる。誰でも笑って楽しめる英語の歌とは・・・。
コメディミュージックで世界的に有名なのが、アメリカのウィアード・アル・ヤンコビック("Weird Al" Yankovic)氏。ここでは、彼の数々のパロディソング(替え歌)はじめ、笑えるヒット曲を中心にご紹介したい。
■ Eat It (マイケルジャクソン「Beat It」パロディ)
まずは、マイケル・ジャクソンの「ビート・イット(Beat It)」のパロディ・ソング「Eat It」。これが出た25年前には、ウィアード・アル本人が来日しテレビに出演したこともあったそうなので、ご存じの人もあるかもしれない。
ここに貼り付けたミュージックビデオは、マイケルの「Beat It」と「Eat It」を対比させたものを使わせてもらっている。歌詞の内容は、「Beat It(逃げろ)」ではなく「食え(Eat It)」と、とにかく何でもかんでも手当たりしだい食いまくれ、というメッセージになっているのだが、歌詞を見ると爆笑必至だ。こんな変な歌詞の内容が、かっこいいオリジナル曲に合わせ、しかもちゃんと英語詩として韻もきれいに踏んでいるのが本当に笑える。
本物の「Eat It」のビデオを見たい人は、以下のリンクでどうぞ。
Eat It のビデオ
歌詞を知りたい人は、こちらのリンクをクリックするとポップアップするようにしてあります。日本語訳はありませんが、マウスオーバー辞書を使えば、ほとんど意味が分かるはずです。
Eat It の歌詞
学習方法:
1.ミュージックビデオを楽しんで下さい。
2.聴き取れないところは、リンク先の英語歌詞を参照
して下さい。
歌詞を確認したら、そこを見ながら曲を聴いてください。
3.歌詞の中で意味の分からない単語・熟語表現があれば、
辞書で調べてみてください。
その際普通の電子辞書などを使うと時間かかかるし、熟語・
イディオムを引くのが大変なので、そのままPC画面上で、
マウスオーバー辞書を利用してください。大変時間と労力の
節約になります。
4.意味が分かったら、何度も曲を繰り返し聴いて見て下さい。
iPod touch / iPhoneなら、歌詞を画面に表示することも
できます。
iPhone/iPod touchに歌詞を表示する方法
初級・中級の方:歌詞を見れば意外と難しくないことが分かる
でしょう。
上級・超上級の方:だいたい分かる、と軽くみないで、一応
歌詞を確認してみて下さい。意外と聞き
違えていることがあります。