英語学習全般


教材費無料のNews英語勉強法

BBC・Learning English をフル活用してみよう

IMG_0619.jpg書店に行くとニュースを英語で学ぶための教材がいろいろ並んでいる。それらは英文に加えて単語の意味や和訳がついているので理解の助けにはなる。ただせっかく材料としてニュースを扱うのだから、ここはニュースの鮮度にこだわりたい。


忙しい中でまがりなりにも何かを時間をかけて読むのだから、できれば日本語の新聞報道と同時並行で読める新しいニュースを扱ったもののほうが、興味が保てるというものだ。単行本形式のものはさておき、『English Jurnal』のような月刊誌形式だとニュースが少し旧くなる。『週刊ST』のようなものだと毎週アップデートされているが、やはり1週間のタイムラグがある。

それから、ニュース英語を勉強する本来の意味を考えて欲しい。目的は、英語で書かれたり放送されたりするニュースを理解できるようにし、英語メディアを自分の情報源にすることだ。いつまでもニュースを題材にした教材ばかりを勉強し続けることが目的ではない。それは手段だ。和訳付きの教材に頼ると、いつまでも和訳無しではすっきりしない気分になり、いつまでたっても本物の英語の情報ソースにあたることに心理的抵抗を覚えることになる。だから、自分なりに目標日程を決めて、一定期間勉強したら本物の英語メディアにどんどん挑戦するようにしましょう。

さて、こういった主旨に賛同してくださるなら、最適な教材は、BBCの運営している『Learning English』というサイト。これは英語を学ぶ世界中の人に向けたWebページだ。日常会話からビジネス会話までさまざまなコンテンツがあるが、今回とりあげるのは、その中でも『Words in the News』というニュース英語を学ぶコーナー。その日の主要ニュースのなかから、一つ記事をピックアップし、音声とボキャブラリーリストを記事本文と合わせて学べるように出来ている。


実際のページをながめてもらうと一番良いと思うが、中身の構成は以下のようになっている。

『Words in the News』をクリックすると別のウィンドウに「Words in the News」のサイトが開きます。それを見ながら以下の説明を読むとわかりやすいです。
_________________________

Words_in _the _news2.png
_______________________


「Words in the News」というタイトルから分かるように、ボキャブラリーに焦点を当てている。ニュース英語はボキャブラリーが勝負だからだ。ボキャブラリーこそが、多くの日本人が英文ニュースを読んだり聞いたりして分からない根本原因だといっても過言ではない。

さあ、これだけ見ると、「やっぱり日本語がないと不安だ」という人もいることだろう。確かに英英辞典だけでニュースを読んですっきりするぐらいなら日本の英会話能力なら上級だろう。そこで活躍するのが、このサイトでよく紹介しているパソコンで使えるポップアップ辞書。これを使うことで、知らない新出単語の意味もすっきりした和訳で理解することができる。ポップアップ辞書をオンの状態にして記事を読み始め、知らない単語があれば、その単語にカーソルを当てたりクリックするだけで単語の意味が飛び出してくる。

ただ、[Vocabulary]のところにある英英辞典的な英語の説明も英語で何かを説明する力をつけるのに大切だから、できたらしっかり読んでおこう。

ではこの教材をつかったおすすめの学習手順は以下の通り。
(ニュース英語初心者向け)

1.まず[Summary]に目を通す。知らない単語・語句は辞書で調べる。
2.音声を一度通しで聴く。
3.本文テキストを目で追いながら聴く。
4.知らない単語を調べる。
5.[Vocabulary]を聴く

(音声に合わせて声を出してリピートしてみると効果的)
6.記事本文に戻って、テキスト無しで聴き取れるまで何度も聞き返す。 
  聴き取れない単語は、辞書の発音記号を参考に自分で実際に声に出して何度か読むと聴き取れるようになる。

(ここから先は余力があれば)

(1)『Learning English』のページ右端に、TextをPDFで表示できる欄があるので、そこをクリックし開いて印刷。

(2)音声を、ニュースレポーターの声の抑揚、ポーズの位置に注意してよく聴く。

(3)印刷したテキストに、レポーターが一息入れている区切り目でスラッシュ( / )を書き込む。

(4)記事を、スラッシュで一呼吸いれながら、声に出して読んでみる。

こうすることで、英文をかたまりごとに理解する力を養成できる。これは英語をすらすら速く読んだり、音声を聴いて理解する力のベースになる。このテキストに自分なりに和訳を書き入れたり、覚えていない単語語句に意味を振ったりしてもよいでしょう。

『Learning English』ページ右側に音声をダウンロードするボタンがあるので、それをクリックして自分のパソコンに落とすと、それをiPodなど携帯プレイヤーに入れてどこでも聴くことができる。

英文を単語・語句の意味を引きながら読めば、ほぼ内容を理解出来るはずだ。実は、英語を読んだり聞いたりするときにも日本語の知識が基になる。すでに知っているニュースや、なじみのある分野の記事なら、多少単語がわからなくても読み進め理解できることがある。

どうしても理解があいまいですっきりしない場合は、英文記事が日本語のニュースを当たってみればいい。新聞やインターネットニュースでたいてい同じニュースが出ているはずなので、まったく同じ文の和訳でなくとも、それを日本語で読んで理解しておくことも大切だ。Googleを使えば、関連記事を探すのは難しくない。

1.Google をの検索を「ニュース」検索にする。
 (左上に「画像」「地図」など列挙しているので、
  そこの「ニュース」を選ぶ) 

2.Learning English で今読んでいる記事のキーワードを3つほどスペースを空けて入力し検索

3.検索結果はすべてニュース記事になっているはずなのでそれを読んでみる。もちろん必ずしもBBCの記事と全く同じ内容ではないので、複数の記事を当たって、なるべく関連情報を読めるようにする。
英文記事の和訳そのものは探せないので、そこは割り切る。

こうやって勉強してみると、英文の和訳がなくとも、十分やっていけることに気がつくでしょう。

けっこう読み上げるスピードが速く感じるかもしれませんが、これが「News 英語」の標準的スピードなのです。練習すれば、かならず聴き取れるようになります。こういう訓練を続けていると、TOEICのリスニングの問題の音声など簡単に感じるかもしれません。

慣れてきたら、この『Learning English』の別のコーナーを試してもいいし、最後には世界で一番読まれている BBC News のページに行って、本物の報道英語の世界にチャレンジしてみよう。きっと皆さんの目が世界に開かれることでしょう。

BBC Learning English サイトリンク



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